2017年おすすめ小型軽量windows10|UMPC(ウルトラモバイルパソコン)まとめ

昔から最小・最軽量のwindowsが好きで、当時UMPCといって、世界中がとにかく小さいwindowsをやっきになって作っている時期があった。iPhoneの登場でスマホやタブレットがPCの代替として登場して以来、UMPCの生産は下降の一途をたどっていったが、マイクロソフトのOSがwindows10になり、CPUも省電力のものが登場して、技術的に極小windowsを作ることが可能になる。そして一番の問題だった、マニア向けの小さいwindowsを作っても大して売れないんじゃないかとの問題も、現在はクラウンドファウンディングで、欲しい人が資金を出し、出資額が目標に到達したら生産するという手法が世界でとれるようになり、時を経てUMPCがついに復活の兆しが出てきたのです。

UMPC 極小windowsまとめ

OQO model 01

出典:http://www.pcmag.com/slideshow/136360/oqo-model-01/1?backTo=136360

2005年発売時の世界最軽量windows。とにかくカッコいい!!OQO model 01はバックライトがあまりに暗くてその後改良型のOQO model 01+が発売される。表示が800×480で狭く、大きめに表示される文字が見やすかったりする。プチプチ押すキーボードと丸くて堅いポインティングデバイスと独立した右左のクリックで、操作は上々。動作が遅いのと、バッテリーが持たなかったのが残念。

SONY vaio type U

出典:ソニー製品情報typeU

2006年購入。見ての通り、キーボードはギリギリwifiパスワードが打てる程度。ポインティングデバイスの可動部分が大きく逆に使いにくかったりする。当時のUMPCとしてはCPUが高性能でワンセグあり。液晶も綺麗で十分モバイルノート代わりに使える仕様に。ただキーボードが…。

Raon Everun

出典:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0830/hotrev337.htm

当時「BRULE」という海外のUMPCを専門に取り扱いをしていた会社があって、だいぶお世話になりました。Everunは韓国の企業のUMPCで特徴としては、CPUがGeode LX 800(500MHz)という組み込みに使うようなCPUで少し動作が遅い。でも名前の通り、駆動時間が6時間くらいは持つというのが売り。当時のUMPCはせいぜい2時間程度しか持たなかったので、寝ながらごろごろ動画みたり、ネット見たりするのに最適。マウスの裏面を持ってきたような光学タッチマウスが、思い通りにカーソル操作できて超快適。十字キーもブラウザの上下に役にたった。斜めに配置されたキーボードもぽちぽち打つくらいには十分慣れる。一番利用する機会が多かったPCだった。

Vucan Flip Start

出典:http://www.pcmag.com/article2/0,2817,2100080,00.asp

マイクロソフトの共同創始者のポール・アレンが作ったPC。こちら発売時は30万円くらいして、会社がつぶれたあとどんどん値下げされて、だいぶ後にオークションにて購入。少なかったHDDを換装してかなり使えるPCになった。折りたたむと弁当箱みたいになる。UMPCに珍しくキーボードが打ちやすい。タッチパッドの位置もちょうど左親指で操作しやすい。操作性を考え抜かれた非常に質の高い仕上がり。それがゆえ販売価格が高くつぶれてしまったのかもしれない。操作性を重視した象徴としてALT+Ctrl+DELボタンというのがある。




OQO model 02

出典:http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0704/26/news072.html

おそらくUMPC時代の最高傑作。OQO model 01のニューモデル。ミッションインポッシブル3に使われるほどの外観は、所有欲を満足させてくれる。タッチパネルも感圧式が主流なこの時代に、電磁誘導式という付属のペンにのみ反応するように。画面のふちで上下左右に動かすことができるところなど、かなりのこだわり。キーボードやポインティングデバイスが固く馴染みにくいが逆に高級感を感じられた。新品販売価格はモデルによるが30万円くらいだった。画面が800×400が残念だったが、5インチのPC表示にはこれがベストかも知れないと思わせる。あまりの人気にアメリカの会社が倒産後も、中国の会社が買収して、同じ型でOQO model 03を販売したらしい。

UMID mbook m1

出典:http://www.umpcportal.com/2009/04/umid-mbook-m1-full-review/

2009年、ついに315gというサイズのPCが登場する。最初のmbookはとにかく軽量化するため、光学マウスもついてなかった。後に日本の工人舎やOnkyoから、光学マウス付きの改良モデルmbook m2が発売された。おもちゃっぽい雰囲気は否めないが、この重量でwindowsXPが長時間動くことは活気的だった。しかも本体価格も今までもPCより格段に安い。取り外し可能のバッテリーも手頃の価格で手に入った。発熱からか長時間使用するとキーボードの誤動作があった。このころCPUの性能も低いが消費電力も低いATOMが発売され、UMPCが続々と登場した。

SHARP WILLCOM D4

出典:http://www.sharp.co.jp/d4/function/design.html

WILLCOMのPHSを内臓し、インターネットに常時接続できる活気的なモデル。本格的にビジネスマンをターゲットにしたUMPC。タッチパッドの反応もよく、仕上がりはさすが日本製。OSがWindows vistaだったのとハードディスクだったのが残念。綺麗な液晶も影響してか大容量バッテリーじゃないと電源が持たない。でも大容量バッテリーをつけると厚い、重い。。本気で使うビジネスマンにはちょっと物足りなかったかも。

Hanwha Viliv S5

出典:http://www.hanwha-japan.com/products/s5/

Hanwha Viliv N5

出典:http://www.hanwha-japan.com/products/n5/

いよいよwindows7のUMPC。ハードディスクからSSDになり、バッテリーも5~6時間持つようになる。完成度がかなり高く、極小PCの完成形とも思えるモデル。ここまで完成度が高くてもなかなか使用する機会が増えないのは、windowsOSを極小PCで使うことの限界かなとも思えてきた。128GBの大容量モデルや3G内臓モデルも販売され、画面サイズ以外のスペックはモバイルPC並みになる。

富士通 windowsケータイ F-07C

出典:https://www.fmworld.net/product/phone/f-07c/info.html?fmwfrom=f-07c_index

2011年驚くべきUMPCが登場する。世界最軽量218g windows7搭載ケータイ。めちゃくちゃ魅力的ですぐ手に入れたけど、変態すぎてなにに使っていいかわからなかった。充電が持たない、windows7がまともに動かない、ケータイ機能がいらない。ただここに挑戦した富士通さんは本当にすばらしい。UMPCとはなんたるものかを示してくれた!




2017年おすすめ小型軽量windows10

GPD WIN

出典:http://news.mynavi.jp/articles/2017/03/09/gpdwin/

ゲームパッド付き小型windows。ゲーム用として発売されたもののUMPCファンから熱い支持を集める。現在改良版のGDP WIN 改が販売されている。

「変態端末」を欲する人々に強烈アピール! 最新ウルトラモバイルPC「GPD WIN」レビュー

【レビュー】GPD WINはミニPC史上最高のマシン。もちろんゲームもできる【ゲームパッド+QWERTYキーボード搭載5.5インチWin10PC】

OS:Windows 10 Home 64bit
CPU:Intel Atom x7-Z8700(1.60/2.40GHz)
メモリ(RAM):4GB LPDDR3-1600
ストレージ(ROM):64GB eMMC
ディスプレイ:5.5インチ、1280×720ドット(光沢、267dpi)
通信:IEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.1
インターフェース:USB 3.0 Type-C×1、USB 3.0 Type-A×1、miniHDMI、ヘッドフォンジャック、マイクロSDカードスロット
連続動作時間:6~8時間
サイズ/重量:155×97×22mm/約365g

富士通 ARROWS Tab V567/P

出典:http://win-tab.net/fujitsu/arrows_tab_v567p_1701172/

工事現場や病院、倉庫や学校などでのハンディーターミナルとしての利用を想定。法人向けだが個人でも購入可能。

OS:Windows 10 Pro
CPU:Atom x5-Z8550(1.44GHz、ビデオ機能内蔵)
メモリ:4GB
ストレージ:64GB
ディスプレイ:6型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶
通信:IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.0、NFC
インターフェイスは:USB 3.0 Type-C(DisplayPort Alternate Mode対応)×1、microSDカードスロット、指紋センサー、800万画素背面カメラ、マイク端子
連続動作時間:約6.1時間
サイズ/重量 85.4×180×15.9mm(幅×奥行き×高さ)/約280g

発売予定の2017年おすすめ小型軽量windows10

GPD Poket

出典:http://hitoriblog.com/?p=48314

出典:http://yoikagen.com/gpdpocket-pc

出典:http://yoikagen.com/gpdpocket-pc

昨年発売した5.5インチのGDP WINのゲーム要素をなくした、ビジネス向け本気のUMPC。macbook miniとも言うべきスタイリッシュな外観がなんともカッコいい!!早く欲しい!!

現在、日本のAmazonで購入可能に!!

OS: Windows 10 Home / Ubuntu 16.04 LTS
CPU: Intel Atom Z8750
RAM: 8GB
ストレージ: 128GB eMMC
ディスプレイ: 7インチIPS(1,920 × 1,200)マルチタッチ対応
ネットワーク:  802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
入出力: USB 3.0、USB 3.0 Type-C、microHDMI、オーディオ
バッテリー: 7,000 mAh(最大12時間)
サイズ: 180 × 106 × 18.5 mm / 480 g




Ockel Sirius A

出典:https://www.indiegogo.com/projects/ockel-sirius-a-the-world-s-most-versatile-mini-pc-mobile-design–2#/

出典:https://www.indiegogo.com/projects/ockel-sirius-a-the-world-s-most-versatile-mini-pc-mobile-design–2#/

6インチのフルHDディスプレイ、スマホサイズのwindows。USB3.0が2口、DisplayPort、HDMI、USB Type-C、LANが直接接続できるので、仕事場や自宅ではディスプレイにつなぎ、移動中は画面をタッチするなどの使い方が想定されます。こちらもビジネスマン向けのUMPCとなりそうです。

購入はクラウドファンディングサイトindiegogo
購入の仕方はINDIEGOGO クラウドファンディングサイト 出資方法を かんたんに解説!

今はあくまでも開発段階で、今後予告なく仕様が変更されたり、開発そのものがストップすることもありますので、そのあたりを理解したうえで出資ください

OS:  Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Atom x7-Z8750
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB eMMC
ディスプレイ: 6インチ(1,920 x 1,080)
ネットワーク:  802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2
入出力: USB 3.0 × 2、USB Type-C、HDMI、DisplayPort、LAN(RJ45)、オーディオ、microSD、DC-IN
バッテリー: 3,000mAh
サイズ: 150 x 85 x 6-15 mm / 重量 不明

※2017年3月18日追加

Gemini PDA

出典:http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/event/mwc2017/1047350.html

出典:http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/event/mwc2017/1047350.html

OSはwidowsではなく、Android、Linuxのデュアルブートだが、4G LTE対応に対応した、ありそうでなかった5.7インチキーボード付きスマートフォン。画面は2880×1440の2:1横長でバッテリーも着脱可能。ビジネスに本気で使える仕様だ。LET内臓モデルが日本で使えるかは不明。

OS:Android / Linux
CPU:MediaTek Helio X25デカコアプロセッサ
RAM:4GB
ストレージ:64GB
SDカード :MicroSDカードスロット
液晶:5.7インチ (18:9)
解像度:2,880 x 1,440 / 564ppi
前面カメラ:500万画素
背面カメラ:非搭載
Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac
GPS:GPS/AGPS
Bluetooth:Bluetooth 4.0
USB:USB Type-C 2.0 x 2
サイズ:17.13 x 8.0 x 1.35cm
重さ:400g
バッテリー:着脱可能 8000mAh

KS-PRO 8.2|KS-PROID

出典:https://www.indiegogo.com/projects/kspro-8-2-umpc-ultra-mobile-pc-with-windows-10-computer#/

出典:https://www.indiegogo.com/projects/kspro-8-2-umpc-ultra-mobile-pc-with-windows-10-computer#/

ARMプロセッサで動くフルWindows 10。8インチタッチスクリーンでメモリ8GB、ストレージ128GBと普通のノートPCとも遜色ないレベル。さらに3G/4G LTEに対応というところが見逃せない。日本語版もあるという噂からかなり期待の一台。GPD Pocketより実用的な使いかたができそうだ。

購入はクラウドファンディングサイトindiegogo

OS: Windows 10(KS-PRO)、Android 7(KS-PROID)
CPU: Qualcomm Snapdragon 835
RAM: 8GB
ストレージ: 128GB
ディスプレイ: 8.2インチ有機EL(2,560 x 1,440)ゴリラガラス3
ネットワーク: 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、LTE/3G
入出力: USB Type-C × 2、USB 3.1、microSD、オーディオジャック
カメラ: イン12MP
バッテリー: 10,307 mAh(QuickCharge 4.0)
サイズ: 246 x 150 x 16 mm / 640 g

まとめ

2005年からUMPCの歴史を振り返ると、昔のUMPCはいかに小さくするかをとことん追求して、小さくするために何を削るかの戦いだったのだなとあらためて感じます。技術が発達した現在は、使用する用途を想定した結果、UMPCと呼ばれるものに近づいたという感じ。どちらも小さいことに変わりはないのだけど、開発背景はちょっと違うのかな。昔のUMPCはすごく魅力的ですけど使い方まで想定してないので、結局使えなかったという話でした(苦笑)

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