株をはじめて3週間の本物のド素人です。
素人のくせに、ちょっと知ったテクニックを使ってみたくて
PTS取引(夜間取引)にたどり着きました。
実際に買ってみて、2銘柄ともうまくいったので
備忘録として残しておきます。
目次
PTS取引(夜間取引)とは
通常、東京証券取引所は9:00~11:30と12:30~15:00までですが
PTS取引(夜間取引)とはその時間帯以外で取引することです。
ジャパンネクストPTSとチャイエックスPTSが時間外のPTS取引を行っていますが
夜間に関してジャパンネクストPTSのみなので、ジャパンネクストPTSのみ記載します。
対応している証券会社は、SBI証券、楽天証券、松井証券の3社となり取引の時間帯も変わります。
SBI証券は16:30~23:59
楽天証券は17:00~23:59
松井証券は17:30~23:59
どういうときに使うか？
決算の発表が15:00だったり15:30だったり、証券取引所が終わった後に発表することが多く
決算で上方修正し、思った以上に良ければすぐにでも買いたいし
逆に下方修正し、明日にも急落するとなれば、すぐにでも手放したいという気持ちがあると思います。
そこで、PTS取引を使い、時間外に売買をするのです。
高値過ぎたり、安値過ぎたりする
ただし、取引する人が取引所と比べて少なく、売りたくて株を売りに出しても
買いたい人がいないため取引が成立しないなんてことがあります。
また過剰に反応し、株価が暴落したり、上昇したりします。
そもそも出来高が少ないので、翌日の株価反映されないこともあります。
PTS取引を使ってどう勝つか？
好決算のときに時間外で早く買う
まず考える方法は、15:00以降の決算情報をチェックして
株価があがりそうで、取引所価格と同じ、もしくは、やや上なら買う。
15:00 終値 500円
15:30 決算発表
16:00 PTS取引 500円で買う
翌9:00 成り行き売り
翌9:00 始値 550円 → 100株として5000円の利益
これはわたしが使っている楽天証券の弱点なのか
17:00にPTS取引を見た時にはすでに高値になっているケースがある。
これはSBI証券が16:30からなので先に売買されている可能性がある
PTS取引をメインの方はSBI証券がよさそう。
売買手数料も無料らしい。
PTSで暴落した株を買う
15:00以降のニュースにより、慌てて売ろうとする人が多くいると株価が暴落する。
悪いニュースが入ったときにその銘柄をPTSでチェックするか
モーニングスターで値下げ率をチェックする
出典：モーニングスター
下方修正したけど、業績自体はそこまで悪くなく、翌朝そこまで反応しないという銘柄もある。
実際にPTS取引買った銘柄
ETSホールディングス
11月21日(月)15:00
今期の年間配当は前期の記念配当2円を落とし、普通配当5円にする方針とした。
という情報が流れた
株主はすぐ反応し
終値626円のところ、PTS取引では602円まで下落
PTS取引で602円で300株購入
翌朝、始値609円で2100円の利益
この時のポイントは
連結経常利益は前の期比1.5％増の2.6億円になり、23年9月期も前期比3.0％増の2.7億円に伸びる見通しとなった。3期連続増益になる。というところだった。
過剰に反応し売り急いでPTS取引で思った以上に株価が下がったと思われる。
タカショー
11月25日(金)15:00
23年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比22.9％減の11.3億円に減った。
併せて、通期の同利益を従来予想の16.3億円→13.2億円(前期は15.3億円)に19.5％下方修正し、一転して13.7％減益見通しとなった。
終値720円のところ、PTS取引で673円まで下落
PTS取引で673円で300株購入
月曜日朝、始値677円で1200円の利益
その後、終値702円まで回復
必ず勝つとは言い切れないが、デイトレがいない、大口の取引ができない、PTS取引では
昼間忙しくて取引できない、もやもやをスッキリさせてしまいたい人たちを逆手に
冷静な判断で、売り買いするのもまた、株投資のおもしろい一面だと思う。
まめにチェックできる人はおすすめです♪
自己責任でお願いします。
