【ほんと?】宝くじで1等を当せんする確率よりも隕石が自分に落ちてくる確率のほうが高い?

宝くじ確率




世の中には「宝くじで1等が当たるよりも、隕石が自分に落ちてくる確率のほうが高い」という興味深い話があります。このような噂を聞いたことがある人も多いでしょう。では、本当に宝くじの当選確率よりも、隕石が落ちてくる確率の方が高いのでしょうか?この記事では、その真相を探っていきます。

宝くじの当せん確率はどれくらい?

まずは宝くじの当選確率について確認してみましょう。2023年の年末ジャンボ宝くじにおける1等の当せん確率は、次のような数字になっています。

全体の発行枚数: 4億6,000万枚
1等の当選枚数: 23枚
これを計算すると、1等の当選確率は約0.000005%、つまり2,000万枚に1枚という驚くほど低い確率です。宝くじで1等を当てるのは、まさに「奇跡」とも言えるほどの稀な出来事であることがわかります。

隕石が自分に落ちてくる確率とは?

次に、「隕石が自分に落ちてくる確率」について見てみましょう。米テュレーン大学の地球科学教授、スティーブン・A・ネルソン氏は2014年に「人が一生の間に局地的な隕石、小惑星、彗星の衝突で死亡する確率」を計算し、その結果として「160万分の1」という数値を発表しています。この確率に基づいて、「宝くじで1等に当たるよりも、隕石が自分に当たって死ぬ確率の方が高い」という話が広まったようです。

一見すると、160万分の1という確率は、宝くじの2,000万枚に1枚という確率よりも確かに「高い」ように見えます。しかし、この数字を鵜呑みにするのは少し早いかもしれません。

確率の誤解とは?

確率というものは、必ずしも「~人に1人が実際にその出来事に遭遇する」という意味ではありません。例えば、スティーブン・A・ネルソン氏の計算によると、隕石によって死亡する確率は160万分の1ですが、もしこれが文字通りの意味であれば、世界中で毎年何千人もが隕石に当たって死んでいるはずです。しかし、実際には隕石に当たって死亡したという報告は非常に稀です。過去の事例を見ても、隕石が人に直撃したケースはごくわずかで、死亡したケースはほとんどありません。

一方、宝くじで1等に当選する人は、毎年確実に存在します。実際に2023年の年末ジャンボでは23人が1等に当たっています。このことから、確率論上では隕石が自分に当たる確率の方が「高い」と言えるかもしれませんが、実際に隕石で死ぬ人よりも、宝くじに当たる人の方がはるかに多いのです。

他のリスクと比べてみる

隕石のリスクは非日常的なものですが、私たちが日々直面している他のリスクとも比較してみましょう。

自動車事故に遭う確率: 90分の1
火事に遭う確率: 250分の1
竜巻に遭遇する確率: 6万分の1
落雷で死ぬ確率: 13万5,000分の1
サメに襲われる確率: 800万分の1

これらの数字と比べると、隕石に当たる確率は非常に低いことがわかりますが、それでも宝くじの1等当せん確率と比べると高く見えるかもしれません。

結論: 確率と実際の人数は別物

「宝くじの1等に当たるよりも、隕石が自分に落ちてくる確率のほうが高い」という話は、あくまで確率論上の話です。実際には、隕石に当たって死亡するリスクは極めて低く、私たちの日常生活ではほとんど無視できるレベルです。一方、宝くじの1等に当選する人は毎年確実に存在しているため、「宝くじに当たるのは隕石が自分に落ちてくるよりも現実的」と言えるでしょう。

まとめ

宝くじの1等当選確率は2,000万枚に1枚(0.000005%)。
隕石に当たって死亡する確率は160万分の1。
隕石で死ぬというケースはほとんどないが、宝くじに当たる人は毎年確実に存在する。
確率論上の話と、実際の人数や事例は異なる!!

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