3人の息子と中学受験を計8年間経験してわかったこと。少しでも参考になれば幸いです。
なぜ解き直しが大事か?
四谷大塚の合不合判定テストや首都圏模試など
6年生になると模擬試験が2か月に1回程度で行わます。
順位、偏差値だけでなく、志望校の合格確率も出てくるので
テストが終わるたびに親御さんで一喜一憂されることかと思います。
今の現状を知るのに、偏差値や合格確率ももちろん大事なのですが
どの問題が解けて、どの問題が解けなかったのかを把握して
解けなかった部分が解けるようになることが大切です。
合否判定テストとはいえ、テストの出題範囲をみていると
毎年、全6回でまんべんなくすべての範囲が出題されるように作られている気がします。
このテストで自分の位置を確認するのと同時に
苦手な部分を浮き彫りにして、2月の本番に向けて調整できるように
作られているのだと勝手に思っています。
ですので、解き直しが大事です!!
解き直しのしかた
問題の難易度はわかりやすくつくられています。
偏差値50(志望校が中級レベルの中学)を狙っている場合
例えば算数でしたら大問1、2、3、4は解けないといけない問題。
5、6は小問1、2が解ければOK。
大問7は解けなくても大丈夫。
みたいな感じで、しっかり難易度が丁寧に分かれています。
テストの結果が届いたら正答率を見て
他の子が取れている問題は、解きなおしをして必ずできるようにする。
逆にほとんどの子が解けないような問題は、時間の無駄なので解きなおしもしない。
ということ徹底していきます。
子供も間違っている箇所全部をやるのは、時間もかかるし心も折れるけど
正答率50%以上の問題だけとか、志望校のレベルに合わせた問題だけに絞ると
解けた(解けそうな)問題だけなのでやる気も出ます。
また、難易度を理解すると、この問題に時間をかけなくてもいいという判断力も
同時につけていくことができます。
同じレベルの子が解ける問題を解けるようにする
中学受験は、同じレベルの子の中で競いあう競技なので
難問が解けたり、他の子が知らない知識をたくさんつけても
出題される確率が低いかと思います。
中学校側も受験する生徒のレベルに合わせた問題を出し
その中でどの子が、より努力をしてきたかを見ています。
入試が簡単すぎて、全員が解けてしまったり
逆に難しすぎて、たまたま知っていた人が合格するようなことは望んでいません。
3年間、まじめに勉強してくれる子が欲しいはずです。
そういう意味でも、同じレベルの子が解ける問題を解けることが重要です。
その判断材料に、テストの解き直しをやりましょう!!