早稲田アカデミーで中学受験し合格しました。塾選びの参考に

子供が小学校5年生から2年間、早稲田アカデミーでお世話になりました。早稲田アカデミーでは、みんなハチマキして、若い講師が熱血指導みたいなイメージですが、実際のところはどんな感じかを体験をもとに書いていきます。

早稲田アカデミーとは

早稲田アカデミーの考え方

早稲田アカデミーはもともと、高校、大学受験に強い進学塾で、中学受験は後発らしいです。中学受験では日能研、四谷大塚が大きく、実績やノウハウもかなり持っています。そこで早稲田アカデミーは、四谷大塚と提携することで、四谷大塚の教科書を使い、YT講座や、月1回の組み分けテストも共通で行います。ですが、すべて同じではなく、早稲田アカデミー独自の教科書や講義もあります。小学6年生になると、独自のカリキュラムも増えてきます。うまく四谷大塚のノウハウを使いつつ、難関中学、有名中学に合格するためにプラスアルファの知識をつけていく感じです。

入塾のときに校長先生がはっきり言ってましたが、まず御三家の合格実績をつくり、そこを目指す生徒を集めて、難関中学の合格実績もつくっていくというやり方。とにかく合格実績ありきで優秀な小学生を集めていきます。その成果もあり、実績としてはSAPIXがやはり強いですが、それに次ぐ勢いで合格実績を伸ばしてきています。ちなみに資料によると、四谷大塚などは下がっているとのこと、なにを基準にするかにもよりますが)それくらい目的がはっきりしています。

塾講師、クラス分け

塾の考え方がとにかく合格実績をあげることなので、当然講師にもそれを要求されます。ひとりひとりにあわせた授業というより、上に突き出てくる人材を求めているような授業です。授業でわからないことがあれば、あとで聞きにきなさい。宿題でわからないところがあれば、聞きにきなさい。とにかく、授業は目標の偏差値をとるために、どんどん進んできます。ついていけないところは、自習や家庭でカバーしていくことになります。

クラスは6年生になるとSS、S1、S2と分かれます。(※校舎によるかもしれません)SSは塾が一番求めている、高い合格実績を出すためのクラスです。塾の持っている全精力をSSにかけます。S1は有名中学(大学付属の中学など)を目指せるクラス。当然、上のクラスにはベテランがつき、下のクラスには若い先生がつきます。すべての塾生に平等のチャンスはなく、NNコースというものも入会テストがあり、受かったものだけが受けられます。ここでも塾の目的がはっきりしています。ただ、本気で上を目指す子には最良の環境であるとも言えます。

春季、夏季、冬季講習

他の塾より、授業時間が長いように感じます。自分の限界までやり、成績が上がる喜びを知り、また勉強にぶつけるようにしているのかもしれません。当然ですが、勉強に目覚めた子は伸びます。一方で耐えるように時間を過ごす子もいるようです。中学受験を乗り越えるのに、子供自身が本気になるというのは条件ではありますが、それ以外は認めないような考え方もあるように感じます。参考までに私の子供は時間の割りには、伸び悩んでいました。長時間やることが義務となって、気持ちがついていかなかったのではないかと思います。そうなると、大変です。子供にしてみれば、ちゃんと言われたとおりやっていると思いますし、親としては、そのやり方では成績が伸びないから、やり方を工夫してほしいと思います。塾にまかせきりにしてはいけないと考えた時期でもありました。基礎学力は勉強時間数という部分もありますので、あながちやり方は間違ってはいないとは思いますが、子供の様子を確認する必要はあるかとは思います。




夏季合宿

塾からは、これに参加をすると「変わる」とよく言われます。確かに朝から夜まで、10数時間ほとんど勉強詰めの、経験したことのないことをするので、刺激と自信をつける子も多いと思います。子供は、長時間勉強が辛いかというとそうでもないらしく、先生達の気持ちの持っていきかたがうまいようです。スポーツのように、絶対勝つぞ!みたいなノリですすめていくらしく、みんなでがんばって勝ち取るぞみたいな、仲間意識の中で合宿は進むようです。孤独感はないので、4泊5日のようなハードなスケジュールも楽しく乗り越えられます。最終日には、花火があがり、全員でキャンプーファイヤーをして、歌を歌い、みんなで合格を誓い、涙するという、感動的な終わりが待っています。5年生のときに参加して、6年のときも行きたいと言っていたので、よっぽど楽しい非日常な空間なのだと思います。

しかし、その後どうかというと効果の実感はないです。イベントが終わり燃え尽きて帰ってくるような印象です。勉強のほうも細かくは判断できないですが、聞いている範囲だと、通常15名程度の少人数クラスでやっているところを、合宿では40名近いクラス。講師も普段とは違う講師で、テスト、見直し授業の繰り返しなのではと想像できます。やる気はともかく、受験勉強対策として最適かというとそうは思えません。大人数でわかるところも、わからないところも、同じだけの時間を使い、おそらく質問もしにくい状況で、長時間くりかえされているだけのように思えます。目に見えて成績が上がったということはなかったので、お金と時間がかかるわりには生産性が低いイベントかなと思います。子供の心の成長につながっているかもしれないので評価はできないです。もちろん、やる気になる子や成果が出る子もいるとは思います。

保護者への連絡

どこの塾でもあるかもしれませんが、担当の講師が定期的に自宅に電話して、子供の状況を伝え、質問相談を受けるというシステム。早稲田アカデミーも定期的に電話連絡があります。常にあるというより、こちらから相談をした場合や、著しく結果が悪かった場合などに多かった印象です。保護者の意思を確認して、講師からも子供に面談して話しておきますと言った内容でしょうか。6年生になると親からこまかく言われるより、講師から言ってもらったほうが、素直に受け入れますし、やる気につながったりするので、そのあたりでは場面場面ですごく助かりました。

保護者会、面談

定期的に保護者会や教科ごと担当講師との面談があります。保護者会では、受験までのスケジュールややるべき対策、気持ちの持って行きかたなど、ネットや本ではなかなか得れない情報もありますので、参加して聞いておくことをおすすめします。面談は、テストの結果などを見ながら、子供の性格や家庭での状態も伝え、本人にどう接していくかを保護者とすり合わせていきます。相談やささいな質問もできますので、はじめての中学受験の親としては参考になりました。

NN(なにがなんでも)志望校別コース

芦田愛菜ちゃんが早稲田アカデミーに通っていて、名門中学に合格したというニュースがやっていました。おめでとうございます。芦田愛菜ちゃんも通っていたNN(何がなんでも)志望校別コースとは、YTとは違って行きたい人全員がいけるコースではありません。選抜試験があり、受かった人のみ日曜日に別校舎で集まり朝から夕方まで勉強します。担任の先生もNNコースの校舎により違います。たくさんの校舎(早稲アカ以外でもOK)から志望校別で集めたクラスになります。人数が多いところは、その中でもAとかBで分かれます。基本的には志望校にあわせたレベルのカリキュラムが組まれ、通常授業とは別で進んでいきます。宿題は通常校舎が優先なのであまり出ません。6年生の正月特訓などはNNコースで行われるので、6年生の終盤は特に重要になります。志望校がある場合はもちろん、有名私立中学レベルまではすべてコースとして用意してあります。6年生の6月頃からはじまりますが前期2回、後期2回チャンスがありますので、志望中学がある場合は受けたほうが良いです。志望校により問題の傾向や対策が変わってくるのでより実践に近い勉強ができます。別々の校舎の子が集まり、先生も授業をするためだけにきているので、通常校舎の授業と違い楽しくはないと思うかもしれませんが、あきらめずに最後までやり遂げるとそれなりに実力はつくと思います。授業料は別途必要です。

まとめ

塾としては生徒が自立し、中学受験に向けてすすんで勉強していく姿を望んでいますし、志望校に合格するためには必須だと考えています。そのために講習や合宿で、たびたび、やる気になるような状況をつくり、子供にも伝えているとは思います。しかし、体験として、子供のやる気もそこまで持続はせず、勉強しても成績が伸びない時期もありますし、受験当日までに気持ちも成績も浮き沈みがあります。そんなときにすべて、己の力で残り超えろというのは無理だと思います。また、塾になんとかしろというのも難しいかと思います。やはり、中学受験は親がどこまで子供と真剣に向き合えるかなのだと思います。入試問題に、時事問題や一般的な話が出てくるのはそういうことだと思います。コツコツ努力ができることはもちろん、親や身近な人ともコミュニケーションがとれているか、そんなところも試されています。塾に頼りところは多くなると思いますが、最終的な舵取りは親がみてあげることがなによりも大切だと思います。




中学受験にあって良かったモノ

日本の歴史のまんが

起きた出来事は詳しく書かれてないが、歴史の流れをつかむという意味ではとても良い本。

地球儀

北半球、南半球の説明、時差や日付変更線を説明するのに役にたった。
時事問題で位置確認するのにもイメージがしやすい。

ホワイトボード

机に向かうのが疲れたときや、遊び半分で算数の解き方を説明させたりする(アウトプット)ときに役に立った。
申し込み書やスケジュールなど、プリントを張っておくのにも◎
リビングに置くので、スペースがとらないものを選んだ。

タブレット

地理や歴史の建物などは画像で見せるほうがイメージしやすい。
問題以外で疑問に思ったこともすぐ答えが出せ、知識が広がる。

折れにくいシャープペンの芯

常に使うシャープペンの芯は折れにくいものが良いと思う。
今は品質の高い文房具がそろっているので、使いやすく耐久性があるものをこだわっても良いと思う。

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