売りたい商品を売るのではなく、ほしい商品に変えるのが秘訣。年商1億円のネット通販タオルはまかせたろ.comで実践している行動と考え方。
書いている人
寺田元。年商1億の繁盛店、タオル専門のネットショップ「タオルはまかせたろ.com」運営。株式会社京都工芸社長。タオルソムリエ。
何を売るのか
こんな○○があったら
今でこそ異業種交流会のようなものはたくさんありますけど、まったく関係のないと思えるところから自分の商売と結びつけることで、思わぬヒントがあると著者は言っています。
タオルとは何か?
タオルは拭くもの、という考え方だけでは、機能性を追求していくしかなくなります。そうなると、より高機能で高価格なタオルか、低品質で低価格なタオルのみになります。タオルはどんな場面で使われているのかを、もう一度考えてみる。贈り物に使う。スポーツ観戦など応援するときに使う。美容室など業務用として使う。さまざまな場面を思い浮かべて、その場面にどんなものがあったら喜ばれるかを考えていくと、新たな商品の価値が生まれるのではないでしょうか。
そこまでやるから感動する
商品とともに、商品をお届けするお店の存在を感じていただきたい
最初のゴールは買っていただいたときではなく、届いたとき。商品を手にするお客さんの気持ちにどれだけ寄り添えるか。こまかい実例が掲載してありますが、利益への計算ではなく、思いをまっすぐに考えての行動だなと思えるものがたくさんあります。この会社の文化として根付いていてるのを強く感じます。
まとめ
商品の先にある、使う人の人生や暮らしを見つめる。まさにこの一言にまとまるかなと思う。他社との比較、商品の品質、奇抜なアイデアなどは、お客さんに求められてから必要になるものであり、売り手としては想像しなければいけないのは、買い手がその商品によって幸せになること。その考えかたひとつで、どこにでもある商品、ECサイトはこんなにも変わるのだなと実感しました。ぜひ、そのような視点でこちらのサイトを見てみてください。