LINE WORKSを会社で導入できないたった一つのデメリット

LINE WORKSを導入しようとした経緯

今やLINEは会社と取引先、仕入先とのやりとりに必要不可欠になってきているが、今はすべて個人LINEにて行っている。よって、そこで扱うデータや連絡先などすべて個人の私用スマホに依存している。退社したとき、スマホを紛失したときなど、外部に漏れてはならない情報も会社として、まったく管理できていない。

営業の携帯電話通信費は、会社にて手当てとして支給しているが、内勤事務には携帯電話通信手当てがなく、個人負担のスマホにLINEにて仕事の連絡をとっている。また、その経緯により会社としてLINEの使用を強制できず、グループも積極的に活用できず、情報共有がしづらい状況である。

LINEとつながる唯一のサービス

LINE WORKSのメリットはLINEとつながることがすべてだと考えている。今まであったビジネス版LINEと呼ばれるチャットサービスは、その契約者のみのグループでやりとりができるものだった。結果、社内の情報共有、コミュニケーションには活用できるが、それ以上はなく、外部とのやりとりはLINEに依存することになってしまった。そういった意味で2月2日から始まったこのサービスは革新的なものだった。

導入に向け試験運用してみる

1ヶ月無料トライアルもあるので、早速申し込み管理者アカウントを取得する。管理画面はPCのブラウザで操作をし、windows版LINEWORKSアプリ、スマホ版LINEWORKSアプリを入れて、色々いじってみる。

動作はLINEよりもっさりしている

まず最初に気になるのは、LINEWORKSアプリは、いつも使っているLINEアプリより動作がもっさりしていることだ。画面がシンプルでLINEに似せていることから、いつものイメージで触るが動作はかなり遅く、若干ストレスがかかる。このようなことはいずれ改善されていくと信じ、仕事だからと割り切ることでこの点はクリアとする。

直感的とはいえない操作方法

LINEを熟知しているとはいえ、LINE WORKSは別アプリ、まったく同じではないことはわかっているが、LINEでやれることがわかっているがゆえに、QRコードはどこだ、紹介URLはどこだと迷ってしまうこともあった。(ちなみにふるふるはない)
また、外部LINEとやりとりをするには、初期設定ではできず、管理者が外部LINEとのやりとりOKを出す必要がある。LINEグループも管理者が設定する。

スタンプ、既読表示について

スタンプはLINEで標準で使えるものにプラスしたビジネス版っぽいコニーやブラウンが使用できる。スタンプを購入して追加することはできない。既読表示も当然され、LINEWORKS独自の機能として、グループで誰が既読しているかがわかる。このあたりはビジネスっぽい感じがする。

アドレス帳

アドレス帳が共有できるのは、非常に便利だと感じる。増えていく仕入先、変わっていく担当者をここで一元管理できると、○○さんの携帯番号教えてと言ったやりとりがなくなると思う。ツリー型に株式会社Aの営業部、経理部など分けれるところが日本の会社にあっていて良い。

プランについて

一番安い年払い、月額300円のライトプランで、先に書いた社内問題点は解決できる。会社全員のアカウントを取得すれば、個人LINEを使用することなく共有、管理ができる。個人的に気になるのは年払い、月額500円のベーシックプラン。メール、カレンダー機能はどちらでもいいのだが、Drive機能が追加できるのは良いかなと感じた。現在個人のgoogleドライブやDropboxに管理している営業資料や商品パンフレットも、LINE WORKS内のDriveに保存しておけば、社内すべてが使える資料保管庫として効率アップに繋がる。しかもLINE WORKSアプリでDriveはワンタップで閲覧しやすい。




いよいよ会社に導入することに

いろいろ検証してみて、良くない面も書いたりはしたが、なんといってもLINEとつながる唯一のサービスというメリットは非常に大きい。メールなんか使っているより、すべての業務連絡をLINEに統一したほうが圧倒的に生産性があがる。早く社内に取り入れ、名刺にQRコードをつけて、社内、仕入先、取引先ともすべてLINEでつながるのが理想だと思った。

しかし

最大のデメリットがあった

LINE WORKSのグループに外部LINEは追加できない
外部LINEグループにLINE WORKSは追加できない

つまりLINEとつながるのは1対1の場合のみ
LINE WORKSとLINEの1対1

まさかと思いLINE WORKSサポートに電話にて確認してみるも、やはり1対1のみとのこと。グループLINEに対応するかについては、要望が多いので検討中、いつかアップデートで対応できるかもしれないが、期日は未定とのこと。

LINE WORKS導入をあきらめる

社内伝達に関しては解決できる。共有アドレスやストレージで生産性アップも間違いない。しかし、イメージしていた取引先と会社とのLINEグループ、今も多数ある仕入先と営業とのLINEグループができないとなると、個人LINEの使用を継続しないわけにはいかなく、LINE WORKSを平行して使うのは、逆に効率を悪くすると判断。LINE WORKS導入をあきらめる。

あとがき

LINEのつながりでビジネスが効率的に進んでいく現在の状況からみて、LINEの推進は必須だと考えている。ぜひLINE WORKSのアップデートでグループLINEへの追加もしくは招待が可能になると嬉しい。LINE WORKSとしてはたくさんの企業にLINE WORKSを導入してLINEを介さないで企業間がつながることを望んでいるのかもしれないが、LINEのブランドを掲げている以上ユーザーファーストでサービスを広げていってほしい。

LINEWORKSアプリ導入事例。日報、スケジュール、情報の社内共有スピードが上がる。